ベルト剥がれ修理 #3

合わせ物ベルトの剥がれ修理事例のご紹介です。

ステッチがほつれて剥がれてしまったリバーシブルベタ合わせベルトを修理します。
表は黒のスムース革です。

裏側です。
こちらは黒のリザード型押革が使われています。
金具に『TAKEO KIKUCHI（タケオキクチ）』の刻印が入っています。

問題の剥がれ部分です。
裏のリザード型押革が浮き上がって来ています。
ステッチは摩耗して切れてしまったようです。

作業を開始します。
剥がれ部分に残っていた糸を取り除きます。

剥がれをゴムのりで接着します。

ステッチを掛け直します。
元の針穴に合わせて一目ずつ縫っていきます。

コバの汚れを掃除して、塗料を塗り直します。
塗って磨いてを３度繰り返して完成です。

ご利用ありがとうございました。

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