ベルト剥がれ修理 #12

合わせ物ベルトの剥がれ修理事例のご紹介です。

ノーステッチフェザー合わせベルトの再接着、コバ補修、補強ステッチ掛けを行います。


中一(なかいち)バックルに黒いスムースレザーのベルトです。


剣先は角を落としたスクエアな形です。


裏側です。
裏はGGマークが全面に型押されたヌメ革が使われています。


GGマークでお気づきかもしれませんが、イタリアのファッションブランド『GUCCI(グッチ)』のベルトです。

過去のグッチ商品修理記事もよろしければご覧ください。
ベルト剥がれ修理 #1
ベルトサイズカット #20
ベルトリメイク #4
ベルトサイズカット #52
ベルトサイズカット #67
ベルトサイズカット #74


問題の剥がれですが、ほぼ全体が表裏きれいに剥がれています。


芯材が入っているのですが、劣化してボロボロちぎれてしまいます。


作業を開始します。
首元ステッチを切ってバックルを取り外します。


劣化した芯材を全て剥がします。
きれいに取れない部分は紙やすりで削って落とします。


接着、コバ塗り、補強のステッチ掛けが完了しました。


取り除いた芯材の分少し薄くなりましたが、問題なく使用できる仕上がりです。



コバも綺麗になりました。

ご利用ありがとうございました。
(画像の使用については、お客様に許可をいただいております。)

KNOTのフェザーベルトもどうぞご覧ください。
https://knot-belt.com/collections/attire

皮革製品全般修理致します。
KNOTのリペアサービス

KNOTへの各種お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ!

コメントを残す

コメントは表示される前に承認される必要があります。