ベルト剥がれ修理 #11

合わせ物ベルトの剥がれ修理事例のご紹介です。

フェザー合わせベルトの再接着、コバ補修、ステッチ掛け直しを行います。


ベージュのクロコ型押革に、太めの糸でステッチが掛かったベルトです。
下糸(裏側の糸)が切れてしまって上糸がベルトから外れてしまっています。


裏側です。
裏はキャメルのスムース革です。


セレクトショップ『EDIFICE(エディフィス)』のロゴが刻印されています。
イタリア製のエディフィスオリジナル商品のようです。


ピン穴近くのステッチが切れて、表革と裏革に剥がれています。


首元近くの部分は剥がれてこそいませんが、広範囲に渡って糸がほつれています。
全体的に下糸が脆くなっているので、全てのステッチを掛け直します。

 


作業を開始します。
ベルトから全ての糸を取り除き、美錠とサル革を取り外します。


ピン穴付近の剥がれた箇所を接着します。


このままではコバがボロボロなので、


ベルト全体のコバを磨いて塗り直します。


ステッチを掛け直して、美錠とサル革を縫い付けたら完成です。

ご利用ありがとうございました。
(画像の使用については、お客様に許可をいただいております。)

KNOTのフェザーベルトもどうぞご覧ください。
https://knot-belt.com/collections/attire

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