ベルトちぎれ修理 #1
首元の部分がちぎれてしまったベルトを修理します。
赤い一枚革の幅広ベルトです。
どのくらい使われたのでしょう?
表面の赤い部分はほとんど剥げてなくなってしまっています。
裏側です。
サイズの刻印がかろうじて残っています。
問題の箇所はこちらの美錠を取り付けて折り曲げている部分です。
革が破れて中から金具が見えてしまっています。
作業を開始します。
ちぎれてしまった革をくっつける事はできないので、新たに革でパーツを作って金具をベルトに取り付けます。
まずはスタッズを取り外します。
ステッチを切って、美錠をベルトから取り外します。
ベルトのちぎれた部分を切り取ります。
美錠を取り付けるためのパーツを作成します。
赤い一枚革を長方形に裁断して角を落とします。
パーツにピン穴を開けます。
裁断面をふのりで磨きます。
パーツに美錠をセットしてベルトに縫い付けて、スタッズを打ち込む穴を開けます。
スタッズを打ち込んだら完成です。
ご利用ありがとうございました。
皮革製品全般修理致します。
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