サル革作成 #3
一枚物ベルトの修理事例ご紹介です。
黒の一枚革ベルトですがサル革(ループ)を紛失してしまったとの事で、新たに似寄りの革で作成して取り付けます。
丸い2つのホックの間にサル革があったようです。
裏側です。
『TORY』と刻印されています。
アメリカペンシルバニアの革小物ブランド『Tory Leather(トリーレザー)』のロゴのようです。
作業を開始します。
首元はホックを外すとこんな感じです。
似寄りのサドルレザーを裁断して、コバを染めてサル革を作ります。
この道具を使って、ベルトのデザインに合わせた念引きを入れます。
革の縁に沿わせて線を引いていきます。
鎹で留めて輪にします。
輪にしたサル革をベルトに取り付けたら完成です。
予備でもう一つお付けしておきました。
ご利用ありがとうございました。
皮革製品全般修理致します。
KNOTのリペアサービス
KNOTへのお問い合わせはこちらからどうぞ!