時計ベルト修理 #2
時計ベルトの修理事例ご紹介です。
イタリアのファッションブランド、『GUCCI(グッチ)』の腕時計を修理します。

右側のベルトの手縫いしてある部分がちぎれてしまっています。
裏側から。

写真ではわかりにくいですが、この穴のところが破れています。
ベルトの隣に転がっているのは、テープの巻きついたバネ棒です。

反対側のベルトもステッチがほつれかかっています。

作業を開始します。
糸を切って取り除きます。

なるべく仕上がりの長さが変わらないように、ちぎれた穴が無くなるギリギリのところでカットします。

折り返し部分を薄くします。
GUCCIのロゴが少し削れてしまいました。

革包丁を使って、斜めに革を漉きます。

折り曲げる部分に補強テープを貼ります。

手縫い用の穴を開けます。

バネ棒を入れ、手縫いをします。

先ほど斜めに漉いた折り曲げ部分を接着します。

糊が乾いたら完成です。


よく見ると元の縫い跡が残っているのがわかります。


ご利用ありがとうございました。
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