ベルトサイズカット #40

一枚物ベルトのサイズ直しのご依頼です。

ワニの型押しが施された、一枚革ベルトを短くカットします。
厚い型押の革ってあまり見かけない気がするのは私だけでしょうか?


なんとピン穴が9個も開いています。
一般的な紳士ベルトはピン穴5つが主流で、真ん中の穴で締めると格好良くなるようデザインされているのですが、これはどの穴で留めるのが正解なんでしょう?

9穴


裏側です。


『tricot COMME des GARÇONS(トリコ・コム・デ・ギャルソン)』と刻印されています。
こちらは、世界的に有名な日本発のファッションブランド、『COMME des GARÇONS(コム・デ・ギャルソン)』のラインの一つです。
Wikipediaによると、COMME des GARÇONS本体よりも着やすいアイテムが揃っているそうです。
とは言え、ピン穴9個の時点で大分尖っている印象です。

MADE IN JAPAN


作業を開始します。
首元のステッチを解いて、美錠、サル革、帯を分解します。
あとで縫い直す時の為に、ステッチの色を確認しておきます。

ダークブラウンの糸


カットする位置、小判穴を開ける位置にそれぞれ印を付けます。
型押革は印が付けづらく厄介です。

光ってしまってわかりづらいです。すみません。


先ほどの印に合わせてカットし、角を斜めに落とします。


抜型とハンマーで、小判穴を開けます。
元の穴に近いサイズの抜型を使います。
サイズの合わない抜型で開けてしまうと、穴が大きく不格好になってしまったり、逆に穴が小さくピンの動きが悪くなってしまったりします。

ちょうどいい抜型選びが肝心です。


折り曲げる部分を、コバ漉き機で薄くします。
厚いままでは綺麗に折り曲がりません。

2.0mm厚が目安。


カットした面(コバ)を染色します。

黒っぽく見えますが焦げ茶です。


美錠、サル革をセットし、元の姿と同じように2本ステッチを掛けて完成です。


全体的にコバが傷んでいたので、さっと塗り直しておきました。
時間があったのでサービスです。

新品のようになりました。

ご利用ありがとうございました。

お問い合わせだけでも結構です。お気軽にご連絡ください。
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