ベルトサイズカット #34

合わせ物ベルトのサイズ直しのご依頼です。

トップ式バックルの付いた、ベタ合わせのベルトをカットします。

大きなバックル
コバとステッチの間に念引き入り


バックルの文字をよく見ると、筆記体が苦手ですぐにはわからなかったのですが、『Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)』と書いてありました。
皆様ご存知、フランスの高級ファッションブランドです。
ルイ・ヴィトンのベルトは以前にもご依頼いただいた事があります。
よろしければそちらの記事もご覧ください。
ベルトサイズカット #14
ベルトサイズカット #25

Paris


裏側です。
サイズの刻印があります。


『LOUIS VUITTON PARIS made in Spain』という事で、スペイン製のようです。
スペインの革製品は結構人気のようで、過去に何度か修理した事があります。

話は脱線しますが、私の好きなミュージシャンが、『Boots of Spanish Leather(スペイン革のブーツ)』という曲を歌っています。
かなり古い歌ですが、よろしければ聞いてみてください。
Bob Dylan – Boots of Spanish Leather

穴で一部消えた刻印


作業を開始します。
バックルを横から見ると、マイナスのネジ溝が見えます。
回してみましょう。


小さなネジ2つで、バックル本体と棒の部分が繋ぎ止められていました。
棒はまだベルトの中に残っています。


バックルが取り付けてあった部分をよく見てみますと、時計ベルトのような構造になっていました。
表革を折り曲げて、その折り返し部分に重なるように裏革を貼り付けています。
あまり腰に巻くベルトでは見掛けない作りです。

時計バンド風


カットする位置に銀ペンで線を引きます。


線に合わせて、抜型を使ってカットします。


折り曲げる部分を革漉き機で薄くします。


カットした面を染色します。
黒の塗料を塗って、

塗料を塗っただけだと、ザラザラしています

紙やすりをかけて、

また塗料を塗って、

、、、という作業を繰り返して、手触りの良いコバに仕上げます。

滑らかになりました


先ほど薄くした部分を折り曲げて、バックルを止める棒を縫い込みます。


バックルと棒をネジ止めします。


完成しました。

今回はご依頼主様との協議の上、元の時計バンド風の仕様ではなく、簡単な折り曲げる形での修理となりました。
元の形での修理も可能ですが、その場合修理代が高くなってしまう為、より簡単な方法との2通りのお見積りをご提案させていただきました。
このように複数の修理方法があり、コストに違いが生じるような場合には、事前にご相談をさせていただいております。

ご利用ありがとうございました。
お問い合わせだけでも結構です。お気軽にご連絡ください。

ベルトはもちろん、鞄、ハンドバッグ、財布など、皮革製品全般修理します。【KNOTのリペアサービス】
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