ベルトサイズカット #12

ベルトサイズカットのご紹介です。かなり厚みのある一枚物ベルトです。

面白い形のピン穴ですね。
私たちは『涙穴(なみだあな)』と呼んでいます。
この呼び名が一般的な物なのかは不明ですので、他所で言って恥をかいてもKNOTでは責任を取れませんのでご了承ください。

涙穴

首元を裏側から。
サイズでしょうか『L』と素押ししてあります。

ベルト裏に水車のマークと英語が刻印されています。
イギリスのタンナー『J&FJ BAKER社』の刻印です。
この革は、ベイカー社の『UK サドルレザー』という、物凄い個性的な革です。
大量のロウが染み込んでいる為、ねっとりとした質感、ずっしりとした重量感があるとともに、耐水性、耐久性などに優れている革です。
また、厚みのわりに柔らかさのある革です。
KNOTにもこの『UK サドルレザー』を使用した商品(MC-1112)がありますので、是非ともご覧ください。

水車マークが目印

剣先裏側に日本製の刻印があります。ブランド名の刻印はありませんでしたが、非常にしっかりと作られた商品だと感じました。

信頼のMADE IN JAPAN


作業を開始します。
まずはステッチをほどいて、金具、サル革、ベルトをバラバラに分解します。

カットする位置、穴を開ける箇所に、銀ペンで印を付けます。

カッターでカットして、角を彫刻刀で落とします。

折り曲げる部分を革漉き機で薄く漉くのですが、この革は非常に漉き辛いのです。
少しずつ何回も機械に通して、なんとか希望の厚みに漉きあがりました。
革漉き機のモーターが焼けそうでしたので、このやり方はきっと間違いです。
皆様真似しないようにしてください。

よい子は真似しないようにしましょう

先ほどカットした面を染色します。

バックルのピンを通す『小判穴(こばんあな)』を開けます。
これも一般的な呼称ではないかも知れません。
ご注意ください。

小判穴

さあ手縫い開始です。
菱錐で穴を開けて、ロー引き麻糸でバンバン縫っていきます。

まずは美錠を留めます
菱錐(ひしぎり)で一つずつ穴を開けます

完成しました。
やっぱり手縫いは大変です。
ご利用ありがとうございました。

ベルトはもちろん、鞄、ハンドバッグ、財布など、皮革製品全般修理します。【KNOTのリペアサービス】
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